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上海通い婚の日々 *そして再び国際別居婚へ* shkayoikon.exblog.jp

上海在住の中国人年下夫との別居婚の日々 *夫の日本での就職が決まり国内週末婚となって3年半、夫が上海で起業のため再び国際別居婚生活へ*


by yu_ppie66

4月20日(月) ◆入院3日目・手術当日

6:30 ナースが「おはようございます」と巡回。「ちょっとは寝られました?」と訊かれて、「けっこうぐっすり」と答えました。もはやまな板の上ですから。

昨夜のんだ下剤センナリド2錠がいいかんじに効きました。

8:00迄は水分OKということで、例によって7:59迄お茶を飲みまくり。自分は食べられないのに、相方のためにパンを焼いたり、牛乳を温めたり、朝食を準備しました。

9:30 浣腸 おそらく幼児のとき以来だと思う。「5分くらいはガマンしてください」と言われたのに、おそらく30秒もガマンできなかったダメダメなわたし。

10:30 両親、姉、義兄がやってきました。みんなにコーヒーを淹れたり、お茶を淹れたりかいがいしく働きました。

11:30 父、姉、相方がレストランに昼食をとりに行っていると、麻酔を効き易くする注射を打ちに看護師さんがやってきました。どうやら予定通り13時くらいから手術が始まるようです。(婦人科の本日の手術は6件、わたしはその4番目です。)血栓防止用ストッキングを履き、緑色の手術着を着用。(背中に麻酔を打つため前後ろ逆に着るんですよ!)いよいよです。

その注射を打たれてからは記憶が朦朧としていて、みんながレストランから戻ってきたのは記憶があるんだけれど・・・。ストレッチャーが到着したら、「自分で乗る」と言って、(ボーダー柄のパンツを見せながら!)ベッドから自力で移ったらしい。「もう寝たの?」と姉が言ったら、「起きてるわっ!」と言い返したらしい。エレベーターに乗るときに、「がんばってきてよ」と家族が言ったら、目を開けて笑顔で「うんうん」とうなづいたらしい。(そういう覚えがまったくない、と後で相方に言ったら、「えーっ!」とびっくりしてました。)

次に気がついたときは、「●さん、終わりましたよ。」と看護師さんに声を掛けられて、リカバリールームに居ました。家族が呼ばれて入ってきたけれど、ド近眼なので彼らのシルエットしかわかりません。姉が入ってくるなり「は大丈夫だったよ」と言ってくれました。そう、わたしの受けた手術は腹腔鏡下付属器切除術、右卵巣・卵管を切除したのです。当初、右卵巣も悪いとこだけ切るか全摘か迷っていたのですが、1W前に手術の説明を受けたとき、当然のように「右卵巣・卵管を全部取ります」と言われて、「あ、そうですか」と受け止めました。そうでなくても再発の可能性が高い病気なので、子宮と左卵巣が残るなら取ってしまったほうがいいわ、と納得してました。

手術所要時間は49分だったそうです。いいペースですねえ。

回復を早くするためにも意識が戻ったらできるだけ足を動かした方がいい、と言われていたので、気がついてからずっと足を動かしてました(コレ、よかったです)。リカバリールームに呼ばれてはいった時点でわたしが足をごそごそしていたのでみんな驚いたみたいですが。あと、「■ちゃん、15時40分のバスに乗って帰って」と指示を出し、そしてナースコールボタンを握らされていた右手を相方に差し伸べました。(しかたなく)握り返す相方、苦笑する両親と姉。面会時間は5分間くらいとのことで、みんなとっとと出て行ったので、目覚めたら実行しようと思っていた2点(①足を動かすこと、②相方の手を握ること)を果たした満足感に満たされて、また眠りにつきました。

全身麻酔が切れる前から硬膜外麻酔をされたのが効いて、全然痛みもなく、こんなに手術のダメージが少なくていいの?というかんじです。リカバリールームではナースコールボタンを押すこともなく。発熱はあったけれど、寝返りもすぐ自力でうてました。

ただ、リカバリールームはワヤワヤしていて落ち着きません。その日に手術した6人(もちろん婦人科以外も)がカーテン越しに並んでいて、他の人の状況も漏れ聞こえます。隣りは年配の女性だったようで、夜、娘さんとご主人がやって来て、「おかあさん、99%良性だって、よかったね」という会話がありました。夜はその女性のいびきでなかなか眠れませんでした。「きっといままで不安で寝てなかったんだろうな」と広い心で受け止めていましたが、朝看護師さんに「眠れましたか?」と訊かれて、「少し」と答えていたので、「おい、爆睡だったろう!」と心の中でツッコミました。

隣りの隣りではおじさんがナースに人生論を語っているし・・・。早く病室に戻してくれ~。婦人科はわりと軽い手術が多いので、午前中の手術の人は病室に戻されるそう。わたしは午後からの手術なので一晩リカバリールームで過ごしました。「眠れないようなら注射打ちましょうか?」と言われたけれど、ノーサンキュー。左手の甲には点滴の針、背中には硬膜外麻酔の針、尿管には管がつながれ、これ以上何かをされるのは怖くて・・・。でもリカバリールームの看護師さんにもみんなよくしてもらいました。わたしは心電図のパットが外れるばかりするタイプなので、しょっちゅう付け直されたり。発熱したので氷枕をしてもらったり、うがいをさせてもらったり、身体を拭いてもらったり。
by yu_ppie66 | 2009-04-20 23:59 | 2009初夏療養の日々 | Comments(0)