昨夏はネットで調べて、中山公園駅ソバの光力新時空公萬酒店を予約、到着後2泊、実家へ帰省を挟んで、わたしだけ戻ってきてまた2泊しました。

今年のお正月は、一人参加料金を追加してツアーで行ったので、兆安酒店へ滞在。2日目から相方合流。ここも地下鉄の駅ソバというのが魅力。
でもお正月の滞在中はいろいろトラブルもあったので、苦い思い出のホテルでもあります。
今回ホテルをどこにしよう、と迷っていたら、彼が「お正月のあのホテルよかったじゃない?」(苦い思い出はとっくに忘れ去っている男だった!)と、義妹に予約を頼んでいました。

その義妹たちは先週とうとう新しい公萬に引越しをしました。乳児を抱えての引越しなのでたいへんだったろうな・・・。「次回からは泊まってね」と言われて、相方はその気ですが、わたしは「気を遣うから絶対ホテルに泊まる」と言っています。
ところで、貸し出し中のわたしたちのマンション、秋にはなんとか売りたいと思っています。
南昌から帰る列車の車窓(まもなく上海南駅)から我が家を撮影してみました。わたしの肉声がはいっています。「どっちだっけ?どれだっけ?」って、自分の買ったマンションの外観も判らなくてどうする!?(といっても5年間でわたしが滞在した日数はトータルで30日くらいだからね。)
「これ?」と言っているのが我イ門的公萬です!
おしゃれイズムの櫻井翔くんを気にしつつも、閉会式を最初から最後まで観ました(オリンピックの閉会式を通しで観たのは生まれて初めてかも!)。花火の量が圧巻、素晴らしかったです。久々にピも観えたし・・・。
ちょうど始まった頃相方と電話していて、「あ、始まったね。電話しながら一緒に観ようか」と提案したのに、彼は本気で観たかったらしく、「また後で電話するよ」と切られてしまいました。で、終わった後また掛かってきて、わたしが「すごかったね~」と感動を伝えたら、「でしょ?」と大喜びでした。本当に愛国心のカタマリの男です。でも北京に住んでいる友人に連絡をしたら、その友人は「興味ない」らしく、マージャンしていたとか。すべての人民が熱狂していたわけではないってことですね。
大会4日目の朝、上海で買った新聞のオリンピック特集部分。北島康介選手が100m平で金メダルを獲った翌朝の記事です。日本だと彼のガッツポーズの写真が多用されていたけれど、こっちのは、彼が世界で一番距離を進むと言われるけ伸びの姿勢を捉えていました。


使われているどの写真もいい瞬間を捉えているんですが、もう1枚特に気に入っているのは重量挙げ男子62kg級で優勝した中国の張選手が、そのバーベルにキスをしている写真。

ああ、いろいろな意味で楽しかったな、北京五輪。閉会式とともにわたしの夏も終わった気がします。
あ、明日は朝礼のスピーチ当番なので、新聞持参(小物の力を借りる)で、こんな話をしたいと思っています。
ひと目惚れ、H&Mの指輪。29.9元(500円でお釣り!)ミルクキャンディーみたいでかわいいでしょ。

お土産買いに走った閉店間際の真珠城でわらわら買ったパールネックレス2本とブレスレット。


ネックレスはお土産用だったんだけど、かわいいから自分で使っちゃうかも。

ああ、もうちょっと時間があったらな・・・。いや、時間があったらたいへんなことになっていたかも。
①2日目のお昼(上海・虹口地区) 義妹に連れられていったスパ&エステ。最後に髪の毛も洗ってもらいました。エステ代もすべて義妹が払ってくれたので料金は不明。シャンプー、コンディショナーは義妹がキープで置いている高級なやつだったので、当然髪の毛もいいかんじ。最後にWAXでスタイリングもしてくれました。料金不明なのでコストパフォーマンスはわかりませんが、安心して洗ってもらえました。満足!
②3日目の夜(上海:漢口路) ホテルの裏にある美容院へ 床には髪の毛が散らばっているし、湿ったタオルを首にかけられるし(当然取り替えてもらう)、店員はテレビばかり観て手元に集中していないし、耳掃除はないし・・・。これ7元じゃなかったら許せません!7元という価格に免じて、20点!(えっと、100点満点です)
③4日目の夜(南昌:実家出て右→誰もわかりませんね) 以前あった美容院はとても優秀で、ここでネイルケアもしてもらったのに、去年きたときは工事中で、今年来たら経営が変わっているもよう。ここも床のそうじができていないし、やっぱり耳掃除はないし。担当男子(18歳くらい?)はかわいかったけれど、なんと日本という国の存在を知りませんでした!で、シャンプーをちょっといいのにお願いしたので20元。うーん、これで300円以上払うのは納得いきません。5点!(100点満点)お店のドアをしめて「二度と来るか~!」と捨て台詞を。
④6日目の夜(南昌:実家出て左→自分用の備忘録) 2回続けて失敗しているので、今度こそ!お昼の散歩中に目をつけていた新規オープンのきれいなお店に晩御飯の後直行。


相方も気に入っていて、「夜もう1回来ようか」なんて言っていました。チップ渡そう、と言っていたけど、タイミングを逃してしまった・・・。
ブローの出来がいまひとつだったことと、わたし担当の男子の体臭(許せる範囲)がちょっとマイナスで90点。でもコスパを考えると100点でいいか・・・。これから実家に帰ったときはここに通おう。どうかつぶれないでいてね。
今日は義妹から頼まれたお土産をA夫人に無事渡し(梨をたくさんいただきました。いつも申し訳ないです)、Skypeからの国際電話で報告をしておきました。「え?おねえちゃんが渡してくれたの?おにいちゃんに頼んだのに・・・。」いやいやおにいちゃんは在大阪ですからね。
「本当にありがとう、おねえちゃん。こんどまた一緒に買い物行こうね。」と何度も言ってくる義妹はかわいい、かな、やっぱり。
今回の夏休み、夫実家での3連泊はさすがにきつかったです。寝坊しても、家事をしなくても、全然OKで、「休息、请休息!」と言ってくれる義両親ですが、あまりにも最低な嫁で、われながらつらかった。言葉の問題もあって動きたくとも動けないんですね~。
例年通りベッドサイドはフルーツが山盛り。



愛国心のカタマリの相方もずっと「すごいっ!やっぱり中国選手は強い。今金メダルは××枚~♪ 日本はどうなってる?」とうるさくて辟易・・・。そういえば4年前のアテネのとき、当時は上海-日本別居婚中だったけれど毎晩MSNメッセンジャーでそれをやられていたな・・、と思い出しました。
履いていったジーンズが少しゆるくなって帰ってきたくらい(出発前がありえない体重だった!)で、わたしはすこぶる元気です!
が、鉄人のはずの相方が・・・。
今朝となりで寝ている彼の体の熱さにびっくりして、体温を測ってみたら(一応基礎体温をつけているので体温計持参です)、38度超え!「かぜ、ひいたかも・・・」とウルウルの目になっていました。
さあ、ここが妻の力の発揮どころです。持参していた冷ぴた(わたしの持病偏頭痛用)を貼り、風邪薬をのませ、冷蔵庫にはいっていた缶ビールで脇の下を冷やし(次飲む方ごめんなさい)・・・、なんとか予定通り7時前にホテルをチェックアウトして空港に向かうことができました。
タクシーに乗り込んだとたん、「朝ごはんを買うから」とタクシーの運転手さんに市場に廻ってもらった相方、豆乳とマントウ4個を買って来て、わたしに1個、自分で3個食べていました。38度の熱でもマントウ3個たいらげられる男、あっぱれ!

「どんなときでも食べないと力がでないよ」と言っていましたが、さすがに苦しそうで、重い荷物を運ぶのもつらそうです。機内食をたいらげて(!)からうとうとしていたら、また発熱してきたようでした。
関空に到着、入国審査の際外国人再入国は長蛇の列になっていたので、わたしが先にターンテーブルから岩のように重いスーツケース2個ともうひとつの荷物を受け取り、待ち受けました。これって普段は彼の役目なんだけど、病の夫の負担をできるだけ少なくするのが妻の務め・・・。やっと彼が出てきたときには税関申告書も準備万端、わたしがカートを押して、荷物審査をクリア。そして彼の乗るバスまでさらにカートを押し、スポーツ飲料を買いに走ってバスに乗り込む彼に渡して、そのバスが出るまで見送ったのでした。
それからスタバでカフェラテとチキンサラダサンドイッチを買って、820円を払った時点で「日本価格!」を実感してから(いや、スタバは上海も同じくらいするんだけど)、自分のバスに乗り込みました。
気が張っているからか、わたし自身はとても元気に旅を終えました。
ところで、ターンテーブルから受け取ったもうひとつの荷物というのは・・・、

行きだけではなく帰りも運び屋業務をさせられました・・・。
「あたしは荷物が増えて重くなるのが死ぬほどいやって何度も言ってるでしょ!」と義妹には直接言えないので、前日まで相方に対して怒りまくっていたら、「●ちゃんには何も持たせないよ、全部ボクが持つよ」なんて言っていたんですが、なにしろあなた発熱してますから・・・。
「いいよ、いいよ。あたしに任せて。片手があいてるし」なんて、本当に妻の鑑。
*おいしいものたくさん食べて、買い物もたくさんした上海・南昌滞在記はぼちぼち更新していきます*
そうこうしているうちに会社を早めに出た義妹がホテルまでやってきて、兄妹はいったん彼女のアパートへ荷物を取りに行くというので、後から黄陂南路駅近くで待ち合わせることにして、わたしはひとり地下鉄に乗ってワイハイルーへ。
お土産の定番天福茗茶でお菓子を買ってから、大上海時代広場のZARAへ。靴を1足買ったあと、秋ものチュニックをどうしようか悩んでいたら、夕立にあってびしょぬれの相方がやってきた。(発熱の原因?)
義妹とも合流して晩ごはんへ。
俏江南 (SOUTH BEAUTY) 上海市淮海中路99号 大上海時代広場5楼 TEL:6391-0100









ちょっとぉ、頼みすぎじゃない?残ったものは義妹ダンナ(今夜も子守中)のために打包しました。
ビジネスマンや、おしゃれカップルでいっぱい、ここも人気のお店です。以前からチェックしていたので、連れて来てもらえて嬉しかったです。「おにいちゃんは絶対こういうとこ連れてきてくれないからね」「連れてくるよ!」とむきになる兄でした。
打包したものをいったん義妹のアパートまで届けて(シャオメイが取りに降りてきていた。再見!と手を振ってお別れ。)、わたしのリクエストで、虹橋真珠城へ。最後のお土産買いにスパートをかけました。閉店15分前に到着したんだけど、パールネックレス2本、ブレスレット1本、お土産用巾着袋10枚をいっきに買い上げました。「ここ初めて来た~。楽しいね。また来よう」と義妹も喜んでいました。
しかし義妹よりわたしの方が値切るのがうまい。そういえば相方も値切るのは下手。ついつい売る人側の気持ちになってしまうのかも。しょっちゅう振り回されてこの兄妹にはキレることも多いけれど、こういう人のいいところがあるのでいろいろ許してしまうんですね~。
食事中にわたしたちが付き合い始めた頃の話になり、当時兄妹は留学生で同じアパートに暮らしていたんだけれど、「おにいちゃんは秘密主義でおねえちゃんのことを絶対教えてくれなかった。でもすぐわかったよ。休みの日に一生懸命料理をして、ひとつでもわたしが食べたらすごく怒られた」と義妹が教えてくれました。そういえば、あの頃休みの日はいつも料理を作って持ってきてくれてたなあ、と懐かしく思い出しました。8年前の話です。
そんなほんわかな話も聞けた上海最後の夜。さあ、ホテルに帰って荷物をつめよう!






杭州あたりの車窓です。住宅のデザインが不思議系なので思わず動画撮影。なにやらアラビアンナイト風な建物が続々登場。中国の建築デザイン界、どこを目指しているのかわかりません。
そんなこんなで定刻に上海に到着。「帰ってきた~」ってかんじです。でも地下鉄の切符売り場が大行列になっていて、自動発券機の硬貨のおつり切れでたいへんなことになりました。とりあえずふたりが持っている硬貨を集めて買えるとこまでの切符を買い、乗り越し分を到着駅で払うことにして(あたしたち頭いいでしょ?)、喧騒からなんとか抜け出しました。
しかし上海の窓口である駅の地下鉄乗り場がこんな状態んじゃダメじゃないですか?上海市当局の方々。
「景徳鎮買いに行こう」と今日は朝からタクシーで出掛けましたが、結局収穫なし。上海の方がおしゃれな食器が買えるんだもん。
街の中心、八一広場。


おっと12時になる前におうちに帰らないといけません。

午後から相方は幼なじみに逢いに出かけるというので快く送り出し、またまた『富豪刑事』を最後まで観ました。韓国ドラマ『フルハウス』の最終回が放映されていたのでそれも懐かしく観る・・・。中国でしょっちゅう『フルハウス』観てる気がします。ピもソン・ヘギョちゃんもピカピカでかわゆいです。

晩ごはんのあとは、最後のお散歩。お昼に目をつけておいた美容院で髪を洗ってから、八一広場へ。
夜の八一広場。けっこうな人出です。みんなおうちでオリンピック観なくていいのぉ?


そして20時からは噴水ショー。

動画です!
早々にきりあげて、実家のすぐ近くのマッサージのお店で足マッサージを受けました。工事現場事務所の奥の方にあって若干不安ではありましたが、わたし担当のおにいさんの腕はなかなかよかったから満足。


実は初日の夜、前回お気に入りのマッサージ店に行ったんだけど、担当女子がダメ子でがっかり。修脚(足の裏やタコをきれいにしてくれて、爪を切ってくれる)込みで45元/ひとり。って、わたしはペディキュアしてもらったときにすでに整えてもらっているから修脚は不要だったんだけどな。美味しいお茶とスイカを出してくれたのはポイントだけど、施術する人の腕がなんたって大事ですからね~。40点ってとこでしょうか?
アパートに帰ってパッキング。義母がいろいろお土産を渡すものだから、どんどん大荷物になっていきます。わたしが「レーズンを使ってパウンドケーキを焼く」という情報が義母に伝わったらしく、レーズンを大量に持たされました。「いったいなんでこんなたくさん!?」と申し訳ないけれどどんどん不機嫌になるわたし。なぜか緑豆まで渡される。「重いんですけど・・・」と相方に怒りのまなざしを。「あたしが荷物増えるの死ぬほどキライだって言ってくれてる?」と部屋で訴えると、「言ってるよぉ。布団も持って帰れといわれたけど、それはちゃんと断ったから」とのこと。ふ、布団~!?